2022総括地獄

今年も変わらずパートナーもいない年末を過ごしている。今年はティンダーの人と一度も会わなかった。それなのに孤独に耐える力が年々弱くなっている。マッチングアプリ以外でパートナーを見つけられるとしたらライブハウスしかない、と思っているが、それこそ修羅の道である。

 

今年のM-1は初めて1回戦からほぼ全ての動画を見て、準決勝の配信も購入して、なのでかなり思い入れがあった。1回戦から通してずっと面白かったウエストランドが優勝したのは、漫才の魔法のような、美しさを感じさせる出来事だった。決勝の2本はウエストランドらしい井口が捲し立てるネタで、悪意はありつつも、揶揄をするというより、井口というキャラクターを笑う構図が見事だった。というかただ悪口だけを言わないということには、今年は1回戦からかなり自覚的だったと思う。決勝はその上であくまで一般的な話を井口というキャラクターに乗せてパーソナルな問題のように語る、その上手さが際立っていた。

 

ベストバイではないが、イッセイミヤケのトランクというバッグのA4の白を買って、カラバリもあるし使い勝手が良かったので、好きな人にも身につけて欲しいなと思い、黄色を買って無理やり送りつけた。キモ・オタクムーブ全開だが、それでもインスタで使ってる姿を何度もアップしてくれて昇天。自分のセンスで買い物をして、ひとが使ってくれるのを見ることがもっとも脳内麻薬が出るような気がする。よって誰かと一緒に服を買いに行きたい。プレゼントの話では以前に送りつけたマフラーも2年越しに使っているのを見せてくれたし、現場のない年ながらもオタクをしていて良かった、と思える1年でもあった。来年以降もまだまだオタクを続けます。ここにも書きます、吉川日菜子さん、大学院合格おめでとうございます。

 

今年は京都に三度も行った。どれもライブを見るためだが、旅行というか移動への耐久性が自分は人より低いのを実感した。そうした移動の辛さを忘れるため酒を飲みすぎて、大体次の日には終わっていることが多い。これも一人旅の醍醐味であるならばそれはそれまで。ただこの急な誘いに対応できない精神性みたいなものがずっと響いている。来週どう?くらいのスケジュールならいつでも誘ってください。

 

来年の目標は恋をするです。あと女性にブロックされない。どちらも大事に過ごしたい、平穏に。

最近

本を読めなくなって久しい。年金生活者になり、懐に余裕があるのと、世界への後ろめたさとで、本やレコードを買い漁っている。読めない本を買い漁るのは、読めないのではなく、読んでいない、という言い訳をするためなのかもしれない。

しかしパスポートの更新の書類を用意していて、必要な書類が何か、書面から全く理解できず、自分の文章の読めなさを痛感してしまった。

あんなに好きだった漫画も今はほとんど読んでいない。読めないから。

 

そんな中で音楽のいいところは気を抜いていてもいいところだ。ライブだって、途中からでもいい。歌詞が聞き取れなくたって、いいのだ。(歌詞は聞き取れなくては歌詞ではないと思うが)

 

文字が読めなくなって、よりグラビアの良さを感じるようになった。東阪みゆ曰く「乳と棒」のグラビアではない、瞬間のドキュメントとしてのグラビア、マイナスの世代である我々にはそれしか残っていないんですよ。

 

というわけで最近はもっぱら菊地姫奈さんのグラビアを追っている。彼女は写真集もとても良かった、出方こそ違えばポカリのCMなんかもあるような、そんな雰囲気のある人だ。あとは丸顔好きとしては天野ききさんが熱い。癖のある顔ですが、グルーヴがある。

 

いろいろ言いましたがグラビアは置いといて、やっぱり吉川日菜子さんが、自分の全てを握っている感がある。プレゼントした服をすぐ着てアップしてくれる、そんな優しさに甘やかされ他の世界が薄れてしまうような、濃密な人だ。ラララチャイナは最高。ららさんは天才です、本当に感謝。吉川日菜子さんがお酒を飲んでいる姿をガラス越しでいいので見たい、それが目下の生きる希望です。

 

余談ですが、おはガール練習生の現場があれば一度だけでいいから見に行きたい、と思いました。これも吉川日菜子さんのお陰です。

 

https://youtu.be/PTfeZDWK0yc

あるいは

まだマッチングアプリで消耗しています。

 

もろもろあり年金生活者になった。人生は不思議だ、全くの偶然からみなし公務員になったと思ったらうつ病になり、寛解したり再発したり(結果寛解はしてなかったということだが)で仕事をしたりやめたり、そういったもろもろが積み重なっている。

公立の施設はおおよそ無料でいくことができる、それだけで仕方無しに久々に美術館を巡っている。民芸の100年展とクリスチャン・マークレー展が同じタイミングでやっているのは、天啓か、というくらい美術史的な意味が重なる2つだが、後者の謎の若者需要、エクスペリメンタル・ミュージックなんて面白いと思って聞いているのは日本においては老人か、欧米人くらいのものだが、彼らはクリスチャン・マークレーに何を見出しているのだろうか。今回展示されているのはビデオアートとコラージュがメインで、エクスペリメンタルな雰囲気がない、というのは確かにあるかもしれないが、ビデオアートも完全にインダストリアル的な音楽の一表現であって、決してポピュラーではない、のはポップの概念を喪失した自分でもわかる。

そんな美術史のインサイダー取引という悪の側面の象徴のような2つの企画展と同時に行われている久保田成子展が、実に美術史という学問そのもののような企画展で、立体化された論文を読んでいるようだった。久保田成子自体はペクナムジュンやフルクサスなどと交錯しつつ、自身にはなんの才能もなかった(デュシャンへの傾倒がそれを際立ている)人物であると思うが、丁寧な分析、時系列で紐解く展示、これこそ学芸員の仕事の面白さだよな、みたいな感動がある。ある意味こちらのほうがインサイダーであるはずだが。

無料で美術館にいくことが出来ても図録などは当たり前だが定価で買わねばならず、美術館に行く=図録を買う、みたいなサーキットが出来上がっている身体にはなかなか厳しい。明日も図録のセールを回るため、美術館を2つはしごするわけだが、なんのための幸せなのかわからない。図録なんて読まないし。あとから手に入れようとするとめんどくさい、それだけの理由で買っているのだから、悲しいものだ。

外出=飲酒をしてもいい、というルールで生活しているのも、報酬のため無駄に外出をしているようで物悲しくなる。酒はなんだろうと美味い。

そういえばついこの間試聴室の大喜利に回答者として出演した。三沢さんから指名されたので仕方なく、というかそもそも出る前提でこの日来てね、と言われたのだが。大喜利はやってみると普段飲み会で話しているような無駄なことの延長という気がして、大滑りもしたのだが、滑る具合もわかってしまったので、恐怖とかも無くなってしまった。次回以降も指名されれば出る感じでいたい、なんだかんだ緊張するので出たくはないが。

仕事をやめました

仕事をやめました。

ここに至る経緯というか心の動きなどは書くまでもないので割愛。

 

「死なないように」と処方された安定剤が薬局に在庫なく、結果届いたのが3日遅れだった、そのあいだに死ななくて本当によかった。

 

自分は落伍者だというのを再確認したので、落伍者として生きる道を探したいと思います。

とりあえず今やりたいことは「グループ展」(終日在廊します!と言いたい)と、「セーラー服を着てラブホテルで写真を撮って"いただく"」ことです!

 

あと積極的にお酒の場に誘ってください、平日昼が狙い目です!以上!

 

Shinki Chen - Gloomy Reflections https://youtu.be/SqMacsZO_08

恋がしたい、2021

1年以上ぶりに就労を再開した。

 
転職先の仕事は、自分でなくとも誰でもできる、なんなら、この世からこの仕事がなくなったとしても、困る人間は1人もいない。波も風も立てない。労働のために作られた仕事をしている。仕事のために作られた労働をしている。

 
世界は労働によって保たれているという幻想を維持するため、誰もが労働をすることで世界に参画しているという既成事実を作るため。突き詰めれば、この世の仕事はそのほとんどが、労働を提供するために、無理矢理作り出されている。

 

自分の仕事は、「仕事から属人性をなくす」ことが仕事である。ようするに、仕事を誰でもできるよう整備していくのが仕事なのだけれど、始まった段階で、誰でもできるのだが、会社でそれに気づいているのは自分以外ひとりもいないようだ。怖すぎる。

 

全員が、自分が必要だと信じて疑わない、狂信者の祭りのなかに放り出されてしまった、羊よりもか弱い、このおれが。

 

仕事から属人性が排除された暁には、おれの仕事がなくなるのでクビ、としか今の段階だと思えないのだが、ともあれ、自分の仕事を奪うため日々働いている。そもそも、クビになる前に、また鬱が悪化して働けなくなる予感もしている。


なんにせよ、働けなくなるその日まで、無を無から無に移す、そんな仕事を続ける。終わりも始まりも見失った、迷路のような世界に閉じ込められながら。結局それだけですよ。他はぜんぶからっぽ。それがこの世、それだけです、マジで。

 

とりあえず今は恋がしたい、それだけです。

 


一切合財世も末だ/友川かずき

2020総括地獄

良かったこと

吉川日菜子さん

 

悪かったこと

・良かったこと以外すべて

 

総括

2020年はなんと言っても吉川日菜子さんがすべての1年でした。

疾風怒濤の勢いで駆け抜けていった、万物の天才、

百薬の長、鶴の一声、森羅万象を司る、まさにそんな存在だった…

おはガール時代にずっと手紙を渡し続けて、

ダンコネで結実したかと思っていたその悪あがきが、

2020年になってまた花開いたのだから人生ってわからないなと思いました。

命がけで無駄遣い、ですよ完全に。

 

来年の目標

デートがしたい。

 

以上!


おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ! もっとぎゅっとハートPV.mp4

オタクをやめました(数年ぶり2回目)

ブログの存在を忘れていました。

 

まだマッチングアプリで消耗しているかというとそうではなくて、

完全に消耗以前の問題になってきました。

お互い会う気がないと会話を盛り上げても意味ないしな、と考えていたけど、

そもそも知らない人の会話って一体何を話していたのか、

それすら思い出せなくなっているのが現状です。

向こうに合わせて好きな音楽の話をしたら

サブカルの人って嫌いなんだよね」

っていきなり言い捨ててくる人間とか、

「どちらかというとグルテンフリーの方のヴィーガン

っていう、何もかも意味不明で全く意思疎通が図れない人間とか、

そういうのとしかマッチしないと人間ってこんなにも自分が分からなくなってしまうのか。

本当の自分ってどこにいるんですかね、助けてください。

 

あと、12月になって、長谷川瑞のオタクもやめることにしました。

過去に一度、あまりにも好きになってしまって、

いざ本人と会話をすると天気の話しかできなくなったから

これはやめ時だなとオタクをやめたことがあり…

そうは言っても、その後もずっと好きだったから、

結局またオタクに戻って過ごしていたのですが、

まぁ面白くなかった!

事務所の方針とか色々あると思うんですけど、

そもそも人間としての面白さとか全く無いんですよ!

その空っぽさも好きだったかもしれないけれど、

いざ気づいたら、ここが最後のやめ時、

ここを逃したら死ぬまで続けるしかない!って

リアルに響いてくる実感もあったわけで。

そんなこんなでオタクをやめることにしました!

やめたからって何も変わらなくて、インスタの裏垢にフォローリクエスト送って

ID変えて逃げようとしたから変わったそのIDにもまたリクエストして、

結果放置されておしまい、という、本当におしまいの話でした。

数年後も同じこと繰り返してそうで怖いな〜!

来年こそは幸せになるぞ!

 


moonriders  蒸気でできたプレイグランド劇場で 【活動休止直前ライブ.2011】